検査に合格しても、入居初日に動くとは限りません
mtc は、日本に拠点を持つグローバル企業のITインフラを計画、設計、構築します。経験豊富なITスタッフが貴社のチームと直接連携し、グローバル基準と現地の条件の両方を満たす環境を構築するとともに、電源、空調、配線、無線LANに関する判断が長期的な性能やサポートにどう影響するかをわかりやすくご説明します。

信頼できるネットワークとサーバー室
電源・空調の計画
オフィスプロジェクトに必要なのは、ラックとスイッチだけではありません。電力負荷と熱負荷の計画を全面的に支援し、サーバー室や機器スペースが安全かつ安定して稼働できるようにします。想定される使用状況と冗長性の要件に合ったUPS、PDU、ATSの選定と設定を支援し、ダウンタイムのリスクを最小限に抑え、機器への投資を守ります。
確かな無線LAN
Wi-Fiのカバー範囲の不足は、現代のオフィスで最も多い利用者の不満の一つです。mtc は計画段階でこの問題に取り組み、Ekahauの調査ツールを使って導入前にカバー範囲をモデル化し、検証します。これにより干渉の問題を特定し、アクセスポイントの配置を調整し、入居初日から高品質な無線環境をお届けします。
現場に届く前に、機器を準備
機器の準備のすべての段階を mtc のチームが管理します。現場に届く前に、キッティングとラックマウント、ラベリングとパッチング、電源投入、ファームウェア更新、設定の事前投入を行います。これにより現場でのリスクを減らし、施工時間を短縮し、試験済みですぐに本番稼働できる状態で機器をお届けします。
自社による技術提供
mtc は、外注に大きく依存することなく、中核となるIT業務を自社で行います。エンジニアは、エンタープライズ向けネットワークインフラ、構造化配線、データセンターの電源システムについて長年の実務経験を持っています。その結果、コミュニケーションが明確になり、品質が安定し、設計からサポートまで責任の所在が1社に集約されます。
お引き渡し後のサポート
人員は増え、基準は改訂され、新しいシステムには電源、空調、ポートが必要になります。mtc は、ラック、電源、空調、スイッチ、無線LANに拡張の余地を持たせて設計し、次の変更が計画的に行えるようネットワークを文書化します。お引き渡し後は、バイリンガルチームが監視、定期監査、拡張のサポートを提供します。
つまずきやすい箇所と、その代償
インフラの多くは、チェックリストに照らして確認されます。空間が実際にどう使われるかは、ほとんど確認の対象になりません。ネットワークは、設置も検収も完了していながら、最初の1週間で問題を起こすことがあります。
配線
すべてのポートにラベルが付き、パッチングも完了しています。しかし、40人が同時にWeb会議を行う状況は誰も想定していません。
無線LAN
アクセスポイントを平面図だけで配置しています。不感エリアは、席が埋まって初めて現れます。
電源・空調
ラックのリストに合わせて仕様を決めており、東京の夏にすべてが同時に稼働する状況は考慮されていません。
これらはすべて、基本的な検査には合格します。問題が表に出るのは貴社のチームが入居してからで、その時点で直すには、仕上げ済みの壁や天井を開けることになります。
早期に発見できないと、何が起きるか
- 無線LANの不感エリアが原因で、最初の1週間からヘルプデスクへの問い合わせが相次ぎます。
- 実際の負荷でサーバー室が高温になり、ハードウェアの故障や稼働停止のリスクが高まります。
- 入居後のオフィスで、仕上げ済みの天井や壁を開け直して修正することになります。
インフラを支えるエンジニアリング
そのビルで何が可能かは、電源、空調、回線開通のリードタイムで決まります。mtc は、可能な限り賃貸借契約の締結前にこれらを検討します。
- 容量とレイアウトの設計。ラック実装図、電力負荷と空調負荷、ケーブルラック・配管のルート、サーバー室のレイアウトを、平面図をもとに算出、作成します。
- ネットワーク設計。IPアドレス体系、VLAN、無線LANのカバー範囲のモデリング、アップリンク容量を、貴社のグローバル基準と現場の条件に基づいて設計します。
- ビル指定業者との調整。専用回路、UPSの位置、サーバー室の空調、床貫通、火災報知設備との取り合いの仕様を mtc が定め、日本語で調整します。日本のビルにおける工事区分について。
- 回線事業者とビルとの調整。回線の発注、建物への引き込み口、EPS(縦シャフト)へのアクセスと、それぞれのリードタイムを mtc が管理します。
- お引き渡し時の資料。竣工図、パッチング表、アドレス記録、設定のバックアップを完了時にお渡しします。
- 防火・防災。階間や防火区画の貫通部にはビルの基準に沿って防火区画貫通処理を行います。サーバー室の消火設備も、所轄消防署と協議のうえ届け出た内容と一致していなければなりません。
mtc のエンジニアは、Cisco、Microsoft、NETGEARの有効な認定資格に加え、物理層に必要な構造化配線の認定資格を保有しています。




サービス内容
サポート内容
- 電力負荷と熱負荷の計画
- UPS、PDU、ATSの選定と設定
- Ekahauによる無線LANカバー範囲の調査
- 機器のキッティングとラックマウント
- ラベリング、パッチング、ファームウェア更新
- 事前投入と試験を終えた設定
- 継続的な監視、監査、マネージドサービス



計画中の内容をお聞かせください
工事範囲、スケジュール、予算について、バイリンガルエンジニアにご相談ください。貴社のビルで何が現実的かをお伝えします。

欧州バイオテクノロジー企業の東京オフィス拡張におけるIT・AVインフラ
欧州バイオテクノロジー企業の新フロアを、手直し項目を残すことなく期日どおりにお引き渡しし、会議室は入居初日から利用されています。
設計・構築・サポート
最初の現地調査から導入後のサポートまでの流れをご紹介します。
設計
貴社のグローバル基準と現地の条件に基づいて電源、空調、ネットワークのレイアウトを計画し、想定負荷と冗長性に合わせてUPS、PDU、ATSを選定するとともに、導入前にEkahauでWi-Fiのカバー範囲をモデル化します。
構築
自社のエンジニアが、現場に届く前に機器のキッティング、ラックマウント、ラベリング、パッチング、設定を行います。その後、試験済みですぐに本番稼働できる状態の機器を設置し、現場でのリスクを減らして施工時間を短縮します。
サポート
お引き渡し後は、バイリンガルの技術チームが、継続的な監視、定期監査、将来の拡張支援を含むサポート・マネージドサービスを提供し、日本での事業の変化に合わせてインフラの信頼性を保ちます。
よくあるご質問
はい。貴社のグローバル基準に沿いながら、日本の現地の条件も考慮した環境を設計します。ITスタッフが本社や地域統括のチームと直接連携して早い段階で要件をすり合わせるため、完成したインフラは貴社の社内モデルにもビルの実情にも適合します。
事前にカバー範囲を計画することで、利用者の不満につながりやすい不感エリアや干渉を防ぎやすくなります。mtc はEkahauの調査ツールで導入前にカバー範囲をモデル化し、検証します。これにより、社員の入居後ではなく計画段階で、アクセスポイントの配置調整や干渉への対処ができます。
はい。プロジェクトに適している場合は、納品前にキッティングとラックマウント、ラベリングとパッチング、電源投入、ファームウェア更新、設定の事前投入を行います。機器は試験済みですぐに本番稼働できる状態で届くため、特に作業可能な時間帯が限られるビルで、現場でのリスクと時間を削減できます。
はい。お引き渡し後は、監視、定期監査、将来の拡張計画の支援を含む継続的なサポート・マネージドサービスをご提供します。バイリンガルの技術チームは日本に拠点を置き、貴社の環境をすでに理解しているため、説明や引き継ぎに費やす時間を抑えて、問題や変更に対応できます。
関連サービス
- 構造化配線:建設業許可(電気通信工事業)を持つ mtc の自社チームが、CAT6、CAT6A、CAT7、光ファイバーを施工します。Fluke製の試験機で認証試験を行い、わかりやすい資料、ラックレイアウト、統一されたラベリングとともにお渡しします。
- AVインテグレーション:会議室設備、Web会議、デジタルサイネージ、BGMに加え、直感的に操作でき、サポートもしやすいタッチパネルとルームコントロールのインターフェースをカスタム設計します。
- 物理セキュリティ:企業オフィス向けの入退室管理、インターホン、監視カメラを、ビル管理システムやITインフラと連携させて構築します。空間を損なわないよう、整然と目立たずに施工します。

